外資系企業の求人は難易度が高い
ファッションデザイナーとして就職を決めたいと思っていた私は、国内だけではなく海外での活躍も目指し、外資系企業への就職を志していました。それにあたって就職活動中、外資系企業のアパレル会社の求人にエントリーを続けていたのですが、そのたびにこの業界の難しさを感じていました。国内のファッションの流行だけを見ていても、それだけでは決して海外では通用しないのです。私は面接を受けさせていただくにあたって、面接官の方々に自分のオリジナルのデザイン画を見ていただいていたのですが、そこで言われていたのは、オリジナリティに欠けているということであったり、無難すぎてつまらないということや、もっと羽を伸ばしてほしいとのことで、海外には日本にはないファッションがあるということを痛感してしまいました。これはきっとファッションデザイナーの職に限らず、外資系企業とはこういった大胆さを求めているのだと思います。
そんな経験をした私は、1から外資系企業への就職を目指すのではなく、一旦は国内企業で経験を積んでいき、基本的なファッションに対する知識を身につけた後、さらに自分の羽を伸ばしてみようと決めました。国内企業であっても海外ブランドを扱っているところはあり、そこでファッションデザイナーとしての経験を積んだ私は、中途採用という形で外資系企業にエントリーをしました。こうして最初に希望していた通りの夢を叶えることができました。
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